リハビリ

2006年4月の診療報酬改定でリハビリテーション
保険医療制度が大きく変わりました。
これまで必要に応じて保険診療できていたリハビリが、
原則として発症から最大180日で打ち切られること
になりました。
これにより、長期のリハビリを要する患者さんの多くが、
保険診療の対象外となります。
これまで保険診療できていた患者さんが、
保険医療から「切り捨てられる」事態が起こっています。


これは、前に少し参加したことがある
身障者の在宅リハビリを考えるNPOから
送られてきたメールの一部です。


確かにリハビリは一定の期間を超えると
効果がわかりにくくなります。
医学も様々な研究が進んで、
リハビリの効果を一律に統計的に判断するのでしょう。
社会の制度を維持するために必要なことかもしれません。


でもリハビリは、機能回復を得ることはもちろん、
獲得した機能を維持するためのにも必要です。
リハビリを打ち切られるとそれまでに獲得した
身体機能の低下などもおこり得ます。


そして何よりも、僕もそうでしたが、
リハビリを続けられることは、
機能回復を得ること以上に
可能性への期待が心の支えになります。
これは本人だけでなく、
周りで見守る家族にとっても同じことが言えます。
人から「諦めろ」言われ、
その支えを奪い取られる気持ちは、
この制度改革ではないがしろにされています。


反対の署名運動が10万人を超えたようです。


リハビリテーション医療の打ち切りに反対する署名活動』
http://craseed.net/

 タクシーの運ちゃん


最近車通勤ということもあって、
混んだ通勤時間帯の道路を走ることが多いのですが、
ど〜も目に付くのはタクシーのマナーの悪さです。


私が社会人になりたてのころ、
タクシーに乗ろうと思って交差点に立ってると、
タクシーはたいてい少しはなれた所に止まって、
タクシーの運ちゃんには
「お客さ〜ん、交差点の真ん中じゃ止められないからぁ。」
と社会経験の少ない私を諭してくれたもんです。


今時のタクシーは、
どんな場所でもお構いなしで客を拾うし、
交差点の真ん中で堂々と客を降ろすし、
なんかがっついてますよね。
そりゃ仕事は大変だろうし、
客を拾って何ぼの商売なんだから、
と言い訳するんでしょうけど。。。
昔はもっとタクシーの運ちゃんもプライドを持って
仕事してたんじゃないかなって思います。


何となく最近は、タクシーに限らず、
一時が万事同じことが言えるような気がします。
人や行動の「品格」をもっと大切にするべきだと思います。

 新車


最近車を買い換えようかと思ってます。
と言うか、今日ディーラーで決めてきました。
我が家は子沢山なので
3列シートのクルマに乗ってるのですが
新しいのも同様のものです。


通勤に使っているので、
本当は排気量が小さかったり
プリウスのようなハイブリッド車
いいカナと思ったんだけど。
小さい車は狭いし、ハイブリッドは高いし。。。


問題は色。
小学校3年生になる長男と意見が合いません。
息子はブルー、お父さんはグリーン。
お互い一歩も譲らず、
売店の店頭では決着が付かず、
自宅での論戦となりました。
と言うか、意地の張り合い。
未だ決まらずです。

 子供の番組


昨日、昔の仕事仲間と会う機会があって、
お互い小さい子供の父親と言うこともあり、
子供番組の話になりました。


先日、オートバックスの待合室にテレビがあって、
たまたまウルトラマンをやっていました。
うちの子供はウルトラマンを見ていないので、
久しぶりに見たのですが、
その中で、若い男が二人で殴りあうシーンが出てきました。
いつからウルトラマンはこんな番組になったんでしょうか。
小さな子供が見る番組にしてはリアルすぎて。。。
勧善懲悪のヒーローが皆をいじめる悪い怪獣を退治する。
そんな番組だったはずなのに。。。。


最近の子供向けの番組は、
そういう暴力シーンに関して
あまりにも無頓着な気がします。
ヒーローものは、
当然戦うシーンが必要になるのでしょうが、
だからこそ良く考えて欲しいと思います。
当然、親のほうにも問題はあるのでしょう。
番組の内容にもっと気を配るべきなのでしょう。
単にイケ面俳優が出てるからといって
一緒になって喜んでたらだめですよね。
子供が見る番組は、親が管理しないと。

 墓参り

なんと一ヶ月も書いてませんでした。
心を入れ替え、少しずつでも書こうと思います。


この週末に、私の父親の故郷の新潟へ行ってきました。
もう没後何十年もたってるんですが、
父の両親と祖母、3人まとめて法事だそうで。
墓がある新潟の寺というのが、
当家と古くからゆかりがある寺で付き合いも深いため、
たまにこういうことがあります。


どれくらい古い付き合いかと言うと、
ざっと250年だそうで、
寺の住職が第18代、私が第17代。
合戦を落ち延びてきた武将が
その地にいついて村をつくったとか。


先日の新潟の大地震のときに
墓所の墓がほとんど倒れて
寺でも大騒ぎだったようです。
当家の墓は何と言っても古い墓なので
土台から壊れて全部作り直し。
これまた大騒ぎ。


今回の新潟訪問は、
「法事+新しい墓の完成記念」
と言うことだったわけです。

 FONという会社


Web2.0的なビジネスモデルの発想の中には、
「ユーザーの力を借りながらサービスを拡大していく」
と言うことがあると思います。


これはオープンソースの考え方である、
情報を公開し共有する中から
参加者全員でコラボレーションしていくという
発想からきてていると思います。
リナックスが良い事例だと思います。


最近見かけた記事で以下のようなものがありました。


CNET JAPAN
あなたはLinus?それともBill?--草の根無線LANFON」が日本でも始動
http://japan.cnet.com/special/story/0,2000056049,20102387,00.htm


FONと言うこの会社は、

スペインに本社を置く無線LANサービスの会社で、
ユーザーが自分で公衆無線LANスポットを開設できる
ルータ用ソフトウェアを無料で提供するこの会社。

だそうで、
要するに、無料(ないしは低料金)のインターネットへの
アクセス網を、世界規模で創り上げようとしているわけです。
しかも、自分でインフラを整えるのではなく、
ユーザーの力を借りて。。。
これってWeb2.0っぽいですよね。


これまでは主にビジネスパーソンが公衆無線LANのユーザー
になると想定されてきたが、(中略)FONが狙うのは、
携帯型ゲーム機やポータブルオーディオプレーヤーの
ヘビーユーザーだ.


確かにその可能性たるもの大きいような気がします。
まだまだ、ISPとの折り合いのつけ方やセキュリティ対応、
携帯電話網との競合など、課題は山ほどあるようですが、

なんと言ってもWeb2.0的な発想をリアルの
ビジネスに持ち込んでいるところが凄い。
このビジネスの今後をウォッチしていきたいと
思っています。

 身障者向けの歯医者

この2週間ほど歯が痛く、というか
冷たいものがしみると言うか
結局は医者へ行かなければ駄目だと言うことで
歯医者へ行ってきました。


練馬区には障害者専門の歯医者が
区役所内にあります。
多分、区内の歯科医が持ち回りでこの診療所は
運営されているんだと思います。


最初に受診する際に問診があり
こちらの事情をきちっと聞いてくれます。
私のように体幹機能に障害があると
ねっころがった状態から自分で起き上がるのは
結構大変だったりするため
口をゆすいだりする際の動作をしやすいよう
考慮してくれたり、
細かなところに気を使ってもらえるのはありがたい。
担当してくれた医師は初老の物腰の柔らかい方で、
気持ちよく治療を受けてきました。


週に2日しかやってませんが、
私のようにまだ自分で行動できる障害者はともかく
自閉症の子供を持つ親や車椅子の人にとっては
非常にありがたいサービスだと思います。