マイケル

マイケル・ジャクソンの映画「This Is IT」を見た。
ロンドン公演のリハーサル風景をつないだ期間限定の映画だ。
僕の周辺でも「見た」という人が何人かいて、触発されt見に行った。


日ごろからマイケルを聴いているわけではないけど
知ってる曲、知らない曲取り混ぜて、なんか感動した。
映画を観終わった後に、拍手が起こったという話も聞いたが、
なるほど、って感じだ。


ゲネリハのシーンは、ライブに対するこだわりを強く感じた。
見る者を引き込む演出も満載で、実際にライブを見たいと思った。
マイケルが亡くなったのは残念だ。


映画の中で、監督やミュージシャンたちが
彼に気を使うところが面白かった。


キーボードのミュージシャンがリハーサルでのやり取りで、
マイケルの求める音やテンポをもっと説明してほしい時に
「君の欲しい音は君の中にしかないんだから」。
決して、「よくわかんないから説明しろよ」とは言わない。


ゲネリハで、観客の上にせり出すクレーンのテストをするとき、
監督が、安全確認のために事前にクレーンに乗ってほしいと
マイケルに頼むシーンがあるが、頼み方がすごく丁寧。
たかだかクレーンのテストなのに、「Thank you」。
「試しておきたいから、クレーンに乗ってくんない」とは言わない。


単にへそ曲げられても困るということもあるんだろうけど、
あそこに集まっているスタッフやミュージシャン、ダンサーにとって
マイケルは崇拝の対象、マイケルは特別な存在なのだ。


マイケルもスタッフに「Thank you」とは言わない。
「God breath you」と言う。
単なるPOPスターとは違う存在感があった。

ついったぁー

twitterを使ってみた。

なんだか気軽にドンドン書いて新鮮だった。

mixiやblogは書くとき、一回考えてから書くし、
書いた文面をどう見られるかを意識するけど
ぽんぽん書ける分その感覚が薄い。

twitterは脳と直結してると感じた。

自分の存在のもっともコアな脳みそと
ネットが直結している感じは、新しかった。

他の誰かとインタラクティブにやり取りするとき
ブログなんかに比べると回転が速い分、
よりコミュニケーションが取れているような感じがする。
やり取りの間隔が近く感じられるので
より会話に近いかもしれない。


http://twitter.com/yymmtt

高野寛 ”確かな光”

最近音楽を買うのはもっぱらネットだったが、
久しぶりにCDを買った。
やはりCDが欲しくなるものもある。
その境目は何だろう?


昔聴いていたレコードの曲はダウンロードで安く手に入ると、
これは便利。
思わず余計なものまで買って、懐かしく聞いてたりする。
このところ、お僕にとっての「音楽を聴く」は、
「昔の曲を聴くこと」だったのかもしれない。


最近流行っているものは、単品買いする。
もともと僕は、気に入った曲だけを拾って聴くので、
ネットでばら買いできるのは非常にありがたい。
昔は、欲しい一曲のためにレコードを買わなくちゃいけなくて
高い買い物だと思ったこともしばしばあった。


ところで、買ったCDは、高野寛の「確かな光」。


もともと、べステンダンクやオリジナルラブ田島貴男との
コラボユニットなんか、当時はテンポ感のあるPOPさが好きだった。


しばらく聞いてなかったんだけど、最近「確かな光」を
彼のmy spaceできいたら、結構よくて。
昔のような、はじけたPOPsではなくて、気が利いてて、
奥行きのある自然な感じが良かった。
思はずCDを買ってしまった。


音楽は耳で聴くものだし、心で感じるものだから、
音楽のファイルだけダウンロードすればいい感じもするけど
そのアーティストが思いを込めて造り込んだ何かが
やっぱりCDにはあるような気がするな。


んで、
10/7にリリースされた「Rainbow Magic」もついつい買ってしまった。
デビュー20周年を記念する5年ぶりのオリジナルアルバムだそうで。。。



ご参考・・・


HAAS
高野寛オフィシャルサイト)
http://www.haas.jp/rm.html


高野寛 my space
http://www.myspace.com/takanohiroshi


ユニバーサルの視聴サイト「Rainbow Magic」

http://www.universal-music.co.jp/takano_hiroshi/#release



センスのいい素人バンド

先日知り合いの人のライブを見た。
60歳に近い年齢で、若いころと変わらずギターを抱え、歌ってる。

この人のライブは基本的に、彼が好きな洋楽のカバーなんだけど、
その選曲がイイ。
選んだミュージシャンもバラバラだし、時代もまちまちだが、
演奏はこなれていてうまい。

何よりも、すべての曲が組み合わさって一つのスタイルが出来上がっている。
曲のアレンジも原曲とはかなり変えている。
いうなれば、音楽のセレクトショップだ。

大学時代の友人の中にもそういったセンスを持ち合わせるやつが何人かいる。
素人にも、センスのいいミュージシャンは多い。

そもそも、大手のレーベルが売っているものが、質の高い音楽だと思う方がいまやおかしい。

My SpaceYouTubeGarageband.comのように、音楽は聞く側の僕たちが主役で
自分のセンスに合うものだけを選んで聞けばいい。

僕は、センスのいい素人バンドが好きだ。

還暦

10代の頃、お世話になった人が今年還暦を迎えるので、
昔の仲間たちとお祝いをすることになった。

当時その人は、親とは違った意味での社会の窓口だった。
というか、親は社会の窓口としての機能をあまり果たしてなかったので、
実質的な「社会の窓」だったわけだ。

年齢が近いので、ちょっと背伸びしてみたい僕らの興味と
その人のライフスタイルはかなり近く、たくさんの影響を受けた。
親の世代は、音楽やサブカルチャーなんか会話にならないけど
その人からはたくさんのことを教えてもらった。
多分僕の価値観に最も影響を及ぼした人だ。

10代の頃に、そんな人に出会えたことを幸せに思う。
自分の子供たちにも、そういう存在がいてくれることを願う。

でも、
還暦のお祝いに送るプレゼントが「拡大鏡」なんだから
なんか笑っちゃう。 みんな年食ったわけだ。

Der Zibet 復活

昨日、朝日新聞の夕刊の記事で、
Der Zibet(デルジベット)のライブの記事があって、
びっくり!


Der Zibetは80年代後半に出てきたバンドで、
グラムロックやハードロックのエキスたっぷりの
魂を揺さぶるような分厚いサウンドがカッコいいバンド。
CDも数枚まだ持っている。
そのバンドがまだライブやってるとは、思いもしなかった。
でもよく見ると96年に一度休止して、
ベースのHALが事故で怪我したりといろいろあって、
近年復活したらしい。


最近は流行り歌や、ジャズ系を聴くことが多くなったけど
またロックを聴きたくなった。
同世代のバンドには頑張ってほしいものだ。


Der Zibet official web ・・・・・ http://derzibet.com/

栗城史多

今日、銀座のAPPLE STOREで、登山家の栗城史多トークショーがあった。
ヒマラヤにあるダウラギリの登頂のころに知って、
ブログや動画を見て最近ちょっとウォッチしてる。


トークショーで話す実際の栗城氏は、街中にいそうな普通のあんちゃんで、
しゃべりもうまく、ユーモアのセンスもいい。
根の良さそうな今時の20代の若者だった。
9月下旬にエベレストに挑戦する。
あと3日で日本を発って、ヒマラヤに入るらしく、
日本で公の場に出るのは今日が最後だと言っていた。


彼がすごいのは、ベースキャンプから一人で、しかも無酸素で、
頂上を目指すことである。
7500mが無酸素で登る限界ラインらしく、
エベレストが8800mを超える山であることを考えると
いかに危険かがわかる。
しかも、その登山を24時間ネット中継するというのだ。
いまどきな話である。


帰りがけにAPPLE STOREの裏から出てきた栗城氏とすれ違った。
背中を丸めて、鋭い目つきで足早に通り過ぎて行った。
気持ちは既にエベレストだったのかもしれない。
これから生死をかけてエベレストへいどむ、栗城氏の強い意志を感じた。


・・・・それとも・・・・・


これから夜遊びに行く店の、女の子をハントする、野獣の目立ったのかも?


栗城史多Yahoo!ファンクラブサイト・・・ http://kurikiyama.fc.yahoo.co.jp/