インターネットは誰が支えているのか?


この間の、4月2日土曜日の朝日新聞
こんな記事が出ていました。

ネット大容量配信、通信大手「ただ乗りダメ」 サービス業者反発


インターネットに番組を流す商売は、通信網の「ただ乗り」ではないか。
米AT&Tや日本のNTTなど通信大手が、こんな声を上げ始めた。

ネットのサービス提供事業者は、
インターネット接続事業者と契約し、料金も払っていますが、
インターネットはあちらこちらの回線の最短コースを情報が巡るので、
契約した接続業者以外の各回線業者の設備を経由することになります。
動画などの配信によって、ネット内のトラフィックが増えると、
その設備やメンテナンスの負担は増える訳で、
追加で料金を払ってもらいたい気持ちもうなずけます。

しかし、グーグルやヤフー、イーベイ等は当然反対しているようです。
今まで散々、インターネットの公共性を唱えてきた人たちからすれば、
自分たちのビジネスに対する負担増と言うことだけでなく、
ビジネスのコンセプトやモデルすら否定されているようなもんでしょう。


私自身、インターネットが世の中に出回り始めた頃、
「インターネットと言うインフラは、いったい誰が費用負担しているのだろう」
と、疑問に思ったことがありました。
回線だけじゃなくて、インターネットエクスチェンジとか、どうやって
成り立っているんだろうと思ったものです。
そういえばいまだにわかってなかったりして。。。。